サザエさん一家の家系図って初見ではすんなり理解出来ないですよね。
さらにネット上では連れ子説まで浮上しているとか。
今回はサザエさんの家系図や家族構成、連れ子説について気になるので調べてみました!
サザエさんの家系図が複雑?家族構成について
「えっ、サザエさんてカツオとワカメのお母さんじゃないの…?」幼い私は母にこう尋ねたことを今だに覚えています。
そして我が子もまた、同じように私に尋ねてきました。世代を超えて受け継がれるサザエさんの家系図の複雑さ…。
もしかして日本中、いや、世界中の人たちが、初見でサザエさんとカツオとワカメがきょうだいだとは理解できないのでは…?サザエさんの家族構成って、なぜこんなにも理解しづらいのか考えてみました。
まずサザエさんを中心にすると、父・波平と母・フネ。その子で長女・サザエ、長男・カツオ、次女・ワカメ。文字にすると全く複雑ではないですね。
次にサザエの夫・マスオ、その子・タラオ。フグ田家です。ここも文字にするだけだと単純なのです。
なんと!サザエさんの家族構成、そこまで複雑ではないんですね。サザエさんの家族構成は”複雑に見えている”んです。
“複雑に見えている”とはどういうことかと言うと、カツオとワカメが、タラちゃんと年齢が近いため、サザエさんの子どもが3人いるように見えてしまいます。
さらに波平とフネが実年齢より上に見えるため、子どもたちの祖父母に見えてしまう。
サザエさんたちはキャラクターの印象から勝手に役割をイメージ付けられてしまいます。そして一旦最もポピュラーな三世代家族を連想される。
しかし急に「サザエさんとカツオとワカメがきょうだい」と言われることでポピュラーな三世代家族のイメージがねじれて混乱してしまうのです。
それでも今は昔よりも、祖父母世代は若々しく、出産年齢も幅広くなりました。我が子のお友達を連れたあの男性はお父さんなのかおじいちゃんなのか…わからなくて迷う時ある!
さまざまな多様性が広がりつつあり、”ポピュラーな家族構成”や”普通の家族”といったイメージが限定されなくなっているこの頃。
見た目で役割を判断しないことが大切ですね。サザエさんの家系図にやっと時代が追いついたのかもしれません。
サザエさんの家系図の中で、連れ子がいるって本当なのか。
ネット上にはサザエさんの家系図の中に連れ子がいる説が浮上しているようです。
まず誰が連れ子なのかすらピンと来なかったので詳しく調べてみると、なんと…サザエさんがフネの連れ子だという説らしいのです。
しかしこの説にはもう答えが出ており、サザエさんの著作権を所有している長谷川町子美術館が、連れ子説を否定しているとのことです。
びっくりしてすぐ安心しました。長谷川町子美術館、ハッキリ否定してくれてありがとう。
どうやら、サザエさんとカツオの年齢差が噂の要因のようです。サザエさんは24歳で、カツオは11歳。その差13歳!
原作者の長谷川町子さんはどのような思いでこの年齢差をつけたのでしょう。年齢差についての理由はどうやら公表されていないようです。
確かに連れ子だと言われても違和感のない年齢差ですよね。むしろ13歳差のきょうだいの方が現実味が無いです。
原作が始まった昭和初期頃のきょうだいの数を調べてみると、4人以上兄弟がいるのは当たり前な時代だったようです。
第一子と末っ子の年齢差が開いていてもおかしくなかったのかもしれないですね。
まとめ
●サザエさんの家系図は複雑に見えているだけ!原因は実年齢より上に見える大人たちのせい。
●連れ子説はデマ。昭和初期頃は第一子と末っ子の年齢差が開いていても違和感が無かったのかも。
サザエさんとカツオとワカメの年齢差があることで、連れ子説が浮上してしまうのには驚きました。
サザエさん一家の家系図をすんなり受け入れるには、見た目で役割を判断しないことが重要です。
多様性によって、さまざまな家族のかたちが生まれている現代においても、その視点はすごく大切なことだと思いました!
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